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埼玉県上尾市で中古住宅をリノベーション!一戸建て物件の探し方やリフォームの注意点を解説

新しい住まいの購入には、新築一戸建て、新築マンション、中古住宅…などさまざまな選択肢があります。

「きれいで自分好みのお家を手に入れたいけれど、新築を購入するのは少し予算が気になる」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。そのようなお悩みと理想を同時に叶えるには中古住宅のリノベーションがおすすめです。

 

好みの内装に変えられるだけでなく、間取りの変更も可能なため、リノベーションで家事導線を考えたお家や、子どもとの暮らしに安心のお家、趣味を楽しめるお家などが実現します。

 

本記事では、上尾市で住宅購入を検討している方のために、リノベーションのご紹介だけでなく、上尾市について地域性から住宅事情まで解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

埼玉県上尾市について

中古住宅を購入する際は、お家の価格や状態、間取りなどが予算や希望に見合っているかしっかり吟味して検討する方がほとんどでしょう。しかし住宅購入では、建物のことだけでなく、環境面も検討材料に入ってくるのではないでしょうか。

 

そこでリノベーションについて解説する前に、埼玉県上尾市について解説します。

 

埼玉県上尾市ってどんなところ?

埼玉県の南東部に位置する上尾(あげお)市は、上尾駅を中心にJR高崎線・東北本線や埼玉新都市交通線(ニューシャトル)が南北に通っているため、埼玉県中心部の大宮駅や都心へのアクセスにも便利なエリアです。上尾駅からは複数の路線バスが出ているため、徒歩で市内への移動にも困りません。また市内循環バス「ぐるっとくん」も利用できます。

 

また上尾駅の徒歩圏内にはショッピングモールや病院が並び、生活もしやすい環境です。上尾駅以外に北上尾駅や桶川駅にも駅前にショッピングモールがあるため、どの駅周辺でも仕事帰りに買い物が済み、生活に不便はしないでしょう。駅裏には閑静な住宅地域があり、ファミリーで暮らすにもおすすめの街です。

埼玉県上尾市人口、世帯数

埼玉県上尾市の数字で見るデータは以下のようになっています。

 

■人口(2024年6月1日時点)

 

男性 女性
日本人人口 111,261 113,606 224,867
外国人人口 2,420 2,810 5,230
総数 113,681 116,416 230,097

 

また埼玉県のなかでも上尾市は、7番目に人口が多い市町村です。(2024年6月現在)

 

■世帯数(2024年6月1日時点)

108,172世帯

 

過去10年の間に人口は大幅に増減していないものの、世帯数は毎年増加傾向にあります。そのため、家族で上尾市に移り住むケースもみられると予測できます。

 

埼玉県上尾市の子育て事情

上尾市は子育てにも力を入れている都市のため、さまざまな支援制度が設けられています。埼玉県の取り組みとして、18歳までの子どもの医療費が無料なのに加えて、上尾市独自にこども医療費助成制度なども設けられています。

 

また産後は保育士が自宅まで訪問してくれる訪問型子育て支援事業や子育て家庭のワンストップ相談窓口などの制度も利用すれば、安心して子育てが行えるでしょう。

 

その他にも子どもショートステイ事業や子ども食堂、子育てサロンなど支援制度も充実しています。

 

緑が多く、充実した支援を受けながらゆったりと子育てのできる環境であり、都心部へもアクセスしやすい上尾市は、子育て世代も住みやすい地域といえるでしょう。

 

埼玉県上尾市の土地の値段

利便性に優れるだけでなく、生活や子育てもしやすい環境の整った上尾市ですが、土地の価格はどれくらいなのでしょうか。

 

地価とよばれる土地の価格は、毎年1月1日時点の土地価格を基準に判定した1㎡あたりの価格を「公示地価」、7月1日時点の土地価格を基準に判定した1㎡あたりの価格を「基準地価」として発表しています。上尾市におけるこの2つの価格は、2023年時点で以下のようになっています。

 

■公示地価平均 129,124/㎡

■基準地価平均 140,252/㎡

 

公示地価よりも基準地価の方がより直近の取引価格を反映していると見ることができます。どちらも一般の土地の取引価格における指標として使われますが、あくまで指標であるため実際の取引価格とは異なります。

 

また上尾市の公示地価、基準地価は次のように推移しています。

※単位は㎡

参照:https://tochidai.info/saitama/ageo/

 

過去10年で価格に大幅な変動はありませんが、直近でやや上昇傾向がみられるため、今後も地価が上がる可能性は十分にあるでしょう。

 

上尾市のなかでも市を縦断するように走るJR高崎線が通る上尾駅や北上尾駅の周辺は人気の高いエリアです。このエリアの相場は13〜16万円/㎡となっています。リーズナブルな価格で人気なのは、最寄りが主要駅でも駅から離れた住宅地もしくは、市の東部にあるJR宇都宮線、埼玉新都市交通(ニューシャトル)の沿いのエリアでしょう。価格も主要駅周辺と比べて10万円/㎡前後と比較的リーズナブルです。

 

埼玉県上尾市の空き家数、中古物件の価格

上尾市で中古住宅を購入するとなった場合、おおよその予算はどれくらいみておく必要があるのでしょうか。中古住宅の価格相場や空き家の数をデータで確認してみましょう。その結果を元に予算を検討してみてください。

 

上尾市のデータによると、市内の住宅数は以下のように推移しています。

1998年 2003年 2008年 2013年 2018年
住宅数(戸) 76,260 85,780 93,300 96,600 101,140
空き家数(戸) 5,610 6,930 7,850 8,710 9,370
空き家率 7.4% 8.1% 8.4% 9.0% 9.3%

 

データから見てもわかるように、空き家は年々増加傾向にあります。販売されていない空き家も多く存在しますが、中古物件として売りに出されている物件も増えていると考えられるでしょう。そのため希望の立地や予算で購入できる中古物件が見つかる可能性も大いにあります。

 

次に上尾市における中古住宅事情についてもご紹介します。

上尾市の中古住宅(戸建)の価格相場

2020年現在の上尾市の中古住宅(戸建)の価格相場は次のようになっています。

 

■平均価格:2,493万円(82万円/坪) ※10年前比+3.8%(前年比▲0.2%)

■平均築年 : 2010年

■平均駅距離 : 22.57分

■平均専有面積 : 100.0㎡(30.3坪)

■平均土地面積 : 125.0㎡(37.9坪)

 

なお、上尾市周辺エリアの価格は以下となっています。

 

■さいたま市西区:3,095万円(102万円/坪、10年前比+23.1%)

■さいたま市北区:3,898万円(129万円/坪、10年前比+11.7%)

■さいたま市見沼区:3,059万円(101万円/坪、10年前比+4.8%)

■川越市:2,748万円(91万円/坪、10年前比+0.7%)

■桶川市:2,544万円(84万円/坪、10年前比▲12.7%)

 

さいたま市と比較すると、10年前比の価格の上がり幅は少ないものの、増加傾向にあります。また平均住宅価格や坪単価も比較的周辺エリアよりもリーズナブルであるため、購入しやすいエリアであるといえるでしょう。

 

中古住宅の件数については、不動産の大手住宅サイトによるとサイトによって数にばらつきはありますが、2024年7月の時点で120〜230件前後がヒットするため、選択の幅は十分にあることがわかります。

 

中古住宅をリノベーションするか建て替えるか

中古住宅を購入して住む場合に、そのまま住むことも可能ですが、年月が経った物件なので、できれば好みの内装に変更し、きれいな内装にリフォームしたいと考える方も多いでしょう。予算に余裕がある場合には、一度取り壊し建て直すことも検討できます。もしくは、今住んでいる住宅の老朽化が気になり、リフォームかリノベーションか、立て直しか…と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

また、そもそもリノベーションとは、リフォームとはどう違うのか、何ができるのかなどの違いがわからず、どうしたら良いか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。そこでリノベーションや建て替えなどについて詳しく解説していきます。

 

リノベーションとは?

リノベーションは、今ある住宅をさらに住みやすい住環境にするために行う工事です。

 

リノベーションは間取りや設備を自由に変更できるため、壁を取り払ってひとつの大きな部屋をつくったりするような間取りの変更も可能です。また、断熱性や防音性の高い外壁に取り替えるなど既存の住宅に新たな機能を加える工事も行えます。

 

ライフスタイルは子どもの独立や、仕事の引退などさまざまなイベントで変化していきます。ライフスタイルの変化に合わせたリノベーションをすれば、新たに理想的な住環境を手に入れることができるでしょう。

 

リノベーションのなかでもフルリノベーションとよばれる工事には次のような特徴があります。

 

フルリノベーションは、お家の壁などの内装を全て解体して、一から間取りを設計し直すリノベーションです。木造建築の場合は柱・床・梁、マンションであれば骨組みの状態まで解体して作り替えることが可能です。骨格だけの状態にまで解体して行うため、フルリノベーションのほかにスケルトンリノベーション(スケルトンリフォーム)とよばれています。

 

間取りの変更はもちろんのこと、水回りの配管や電気配線も変更可能です。耐震補強、基礎補強、防音断熱補強も行えるため、築年数が経っている住宅を新築に建て替えたように新しくできます。しかし大がかりな工事なので、リフォームよりも費用がかかり、工期も長く、工事中は仮住まいへ引っ越す必要もあります。

 

リフォームとはどう違うのか

リノベーションと一見似ているリフォームとリノベーションは何が違うのでしょうか。

 

リフォームとは、住宅の老朽化や劣化があるところを、新築と同程度の状態まで修復し戻す工事のことです。例えば、「キッチンを最新のものに取り替えたい」「内装をバリアフリーに変えたい」「直射日光が当たった部分の色褪せを直したい」「水回りのサビが気になる」など長年住んだお家のなかで気になる箇所、修復ずる箇所を原状回復させるのがリフォームです。

 

リノベーションと比較すると、気になる箇所や新しくしたい箇所のみを工事するため、工事の規模も小さく、早いものであれば1日で工事が完了する場合もあります。また、リフォーム内容によっては、住みながら工事を進めてもらうこともできるため、仮住まいを探したり一時的に引っ越したりする手間もなく、費用もかかりません。

 

ただし、リノベーションのように間取りの変更や、耐震補強はできないため、できることがより限定的であると覚えておくと良いでしょう。

 

建替えとは?

建替えは住宅を完全に解体し、更地の状態にしてから新しく住居を建てる工事のことです。リノベーションや建替えと比較し、費用はかかりますが、新築に住むことができるのが最大の特徴といえるでしょう。

 

老朽化が気になる住宅や1981年より前の旧耐震基準で建てられている古い住宅であれば、今後のためにも建て替えをした方がより安全かつ安心です。一度更地にして建て直すため、リノベーションと同様に、工事期間は仮住まいで暮らす必要があるので、その費用も予算に組み込んでおくようにしましょう。

 

リノベーションのメリット

リノベーションには次のようなメリットがあります。

 

・今ある住宅を活かしながら新しく生まれ変わらせることができる

・思い出の詰まった建物を取り壊すことなく新しくできる

・新しくするところを残すところ、どちらも取り入れられる

・建て直しよりも工期が短い

・築年数のある建物ならでは味を活かした仕上がり

・コストや税金を抑えられる

 

リノベーションでは、間取りを全て変更することもできますが、思い出のある場所やあえて残しておきたいところをそのままにすることもできます。既存のものを残しながら、修復が必要な箇所を修繕することももちろん可能です。

 

また建て替えをする予算はないけれど、可能な範囲でお家を新しくしたい場合にも適しているでしょう。工事費用を抑えられるだけでなく、建て替え時に必要な不動産取得税や登録免許税なども不要です。

 

リノベーションのデメリット

メリットがたくさんある反面、デメリットもあるため、事前に把握しておきましょう。

 

・工事開始後に予期せぬ追加工事が必要になることもある

・全て希望通りの間取りや内装に変更できない場合がある

 

壁や床を全て取り除き、間取りを変えたり新しいものに取り替えられることが特徴のリノベーションですが、設計や見積もりの段階で計画になかった工事や修繕が必要になる可能性もあります。なぜなら工事をしてみてから、断熱工事や耐震工事が必要であることが発覚するケースもあるからです。

 

また壁などを全て解体し、配管や電気配線も新しく変更できるのが魅力ではありますが、お家の構造上、動かせない柱や梁などがあると希望通りに変更ができない場所があるケースもあります。

 

そのため、当初の予算よりも工費がかかってしまうケースもあるため注意が必要です。

 

建て替えのメリット

建て替えには次のようなメリットがあります。

 

・資産価値を上げられる

・一から理想のお家づくりができる

・地盤強度を確認できる

 

建て替えは、既存の住宅を取り壊して新しい住宅を建てるため、住宅の資産価値が新築同様です。建物の担保評価も高くなり、住宅ローンを組んで工事をしたい方はローン審査も通りやすいでしょう。

 

また全てをつくりなおすため、間取りだけでなく、広さや階数などを建てる土地の決まりの範囲であれば自由に考えられます。

 

建て直しの際には地盤調査が必須であるため、地盤の強度も最新の状態をチェックできます。

 

建て替えのデメリット

建設費用がかかるだけでなく、いくつかのデメリットがあるため、そちらも踏まえて検討しましょう。

 

・リノベーションよりも工期が長くなる

・取り壊し費用もかかる

・建築基準法を満していないと建て直し不可の場合がある

 

一から住宅を建てることになるため、建設費が高額です。工期もかかるため、仮住まいで暮らす期間も長くなり、その費用も余分にかかることを把握しておきましょう。

 

また建て替えということは既存の住宅を取り壊す必要があります。取り壊し費用も高額であるため、その分の費用も予算に組んで検討しなければいけません。その他にも建築確認申請費用などがかかり、不動産取得税や登録免許税の納付も必要です。

 

そして最も注意する必要があるのは、再建築不可物件でないかという点です。例えば前面道路などの接道の幅が規定値を下回っていると、新たに住宅を建てることができません。建て替えの検討と同時に、再建築不可物件ではないのかを調べておくようにしましょう。

 

こんな人にはリノベーションがおすすめ

できるだけ建て替えよりもコストをかけずに、新しい住まいを手に入れたいと考えている方にはリノベーションがおすすめです。また引き続き同じ土地に長く住み続ける予定がなかったり、まだ将来のことを決めかねていたりする場合にも、建て直しではなくリノベーションを選ぶ方が良いといえるでしょう。

 

その他にも思い入れのあるお家を手放したくない方も、間取りを丸ごと取り替えても、柱や梁など住宅の要となるところが残るほか、残しておきたいところはそのままにできるリノベーションが適しています。

 

また築年数の経った住宅は古民家のような味を残しつつ、新しい設備や機能を兼ね備えた家に生まれ変わらせるため、古さも取り入れたデザインがお好みの方にもリノベーションは自由度が高くおすすめの工事です。

 

リノベーションか建て替えか迷ったら

リノベーションと建て替え、どちらにも良さがあるので、どちらを選択すべきか迷う方も少なくないでしょう。決めきれない場合は、次のことも参考に最終検討してみてください。

 

■予算

これまでにも解説したように、建て直しは住宅建設費に加え、既存住宅の取り壊しやさまざまな手続きに費用がかかります。リノベーションは全て取り壊すことなく、新築のようにきれいなお家に生まれ変わらせる工事なので、建て直しと比較して低予算で実現可能です。しかし、リノベーションも付帯工事が必要になる場合があるため、予算には余裕を持っておくと良いでしょう。

 

■築年数

築年数が30年を超える場合は、立て直しを検討した方が良い場合もあります。住宅のさまざまな箇所に劣化が生じ、基礎が弱っていることもあります。しかし、築年数が経っていても状態が良い住宅もあれば、反対に築年数が浅くても見えないところにトラブルが多くある場合もあります。素人判断をせず、専門家に点検してもらって検討しましょう。

 

■耐震性

日本は地震をはじめとした災害の多い国です。そのため、安全に住むためには耐震性も重要なポイントになるでしょう。住宅の耐震性も専門家に依頼すればチェックしてもらえるため、迷っている場合は一度診断してもらうのも一つの判断基準となるため良い対応といえます。なお1981年以前に建てられている建物は、旧耐震基準で建設されたものです。最新の耐震基準と比較して耐震基準が弱いため、工事前に現在の状態をしっかり調査してください。

 

上尾市の中古住宅をリノベーションする相場費用

リノベーションはできることの幅があるため、費用も工事範囲や内容によって大きく異なります。そのため、中古住宅を購入し、リノベーションして住むことを検討する場合、住宅購入費にどれだけ上乗せして予算を検討したら良いかお困りの方も多いでしょう。

 

ここではリノベーションの相場を具体的な施工例と共にご紹介します。この例を参考にどれくらいのリノベーションをしたいかイメージして、予算決めの参考にしてみてください。

 

リノベーションの大まかな相場

リノベーションは規模や内容で必要な費用が異なりますが、費用の目安として戸建住宅の場合、少なくとも1㎡あたり10〜30万円程度はかかると考えるのが良いでしょう。こだわった内装や高額な設備を入れる場合には、この金額以上必要になる場合もあります。

 

そうすると、全体で500〜1000万円程度の費用をかけて行うのが一般的なリノベーション全体の相場です。ある調査によれば、リノベーションにかけた金額の平均は600〜650万円程度ともいわれています。

 

同じ規模の工事でも取り付ける設備で価格を抑えたりすることもできるため、まずはどんなお家に生まれ変わらせたいかや、絶対に行いたい工事などを明確にすると良いでしょう。工事のイメージができたら、予算を検討して予算内で行う工夫をしたり、優先順位を決めてできる範囲の工事をしたりすることを考えていきましょう。

 

部分別リノベーションの費用相場

中古住宅の状態や、希望のイメージによって、行いたい工事は異なります。リノベーションを行う場所ごとの金額はおおよそどれくらい必要になるのでしょうか。

 

■部分リノベーションで必要な費用相場

ユニットバス交換:80~120万円

キッチン交換:80~150万円

トイレ交換:30~40万円

洗面台交換:30~50万円

水回り設備の交換:250~300万円

壁紙・フローリングの貼り替え:150~200万円

間取り変更・水回り設備の場所移動:100~200万円

建具(扉など)・収納の交換:100~150万円

 

やりたいリノベーションの箇所の費用を計算して、おおよその費用をイメージしてみましょう。

 

500万円以内でできるリノベーションの施工イメージ

次は、500万円以内で行えるリノベーション例について解説します。「リノベーションはしたいけれど、どこを変えたいかなどは具体的に決まっておらず漠然としている」という方はこれらの例を参考に予算などのイメージを膨らましてみましょう。

 

■施工事例①

リノベーション場所:リビング・キッチン・浴室・洗面・トイレ

工事期間:2ヶ月

工事費用:480万円

 

1階を全体的にリノベーションする場合は、家事導線の見直しをして、家事が楽に効率よくできるように間取り変更をするのがおすすめです。キッチンは調理スペースが広く、対面式ものを取り入れ、収納スペースも多く設ければ家族の顔を見ながら楽しく家事ができます。お風呂も水回り全体の間取りを変更し、ワンサイズ大きな浴槽を取り入れれば、1日の終わりにゆったりくつろげるようになります。また全体的に間取りを見直せば、リビングの面積を今までよりも広く取ることも可能です。

 

■施工事例②

リノベーション場所:リビング・キッチン・浴室・寝室

工事期間:1ヶ月

工事費用:350万円

 

中古住宅に住む前に気になるところはリノベーションして新築のようなきれいなお家を手に入れましょう。キッチンは最新式のシステムキッチンに取り替え、収納が増えたので吊るし戸は取り外し、広々とした空間に変更すると雰囲気がガラリと変わります。浴室も新しくして、リビングや寝室はクロスを張り替えることで、現代風のオシャレな空間に様変わりしますよ。

 

■施工事例③

リノベーション場所:リビング・キッチン

工事期間:3週間

工事費用:220万円

 

中古住宅を買った場合、すでにリフォームされているお家であれば、一部だけをリノベーションするのも良いでしょう。例えばお風呂やトイレは、リフォームされていたものをそのまま活かし、家族が集まるスペースのみ自分たちの生活に合わせてリノベーションするのがいいでしょう。提案の例として、リビングは子どもたちが勉強したり、遊んで過ごせるようワークスペースを設けた内装に変更し、アクセントクロスでオシャレな空間づくりに仕上げることも可能です。

 

■施工事例④

リノベーション場所:キッチン・浴室・洗面所・トイレ

工事期間:1ヶ月

工事費用:300万円

 

水回りの劣化が気になるお家には、水回りのリノベーションがおすすめです。キッチン・浴槽は新しいものに取り替え、トイレにはアクセントクロスを貼りオシャレに生まれ変わらせることができます。洗面スペースが狭いことがお悩みの場合は、浴室やトイレと共に間取りを見直して、デッドスペースを活かした広々とした空間づくりが行えます。

 

上尾市でいい中古住宅の探し方

イメージ通りのリノベーションをして、希望の住まいを手に入れるのに重要なのは中古住宅選びです。しかし、人気のエリアの物件や多くの人が希望する価格や間取りの物件は、売りに出されるとすぐに買い手がついてしまいます。あらかじめ物件を探すコツをおさえておけば、希望の物件を手に入れやすくなるでしょう。

 

まずは家族で希望の住宅について話し合う

一から自分たちの好みやニーズに合わせて設計できる新築住宅とは異なり、中古物件はすでにあるものから選ばなければいけません。リノベーションするのであれば、ある程度間取りは変更できますが全体の広さなど大枠は変更できません。

 

条件が多いほど、希望の物件を見つけるのは困難になります。そのため家族で希望の条件について意見を出し合い、「絶対に譲れないこと」は何かや、複数ある希望条件に優先順位をつけるか優先度を整理しておきましょう。

 

話し合っておくと良い、希望条件の一例は次のものです。

・予算

・築年数

・広さ(間取り)

・立地(駅からの距離や周辺の生活環境など)

・日当たり

・性能(耐震等級や断熱等級など) など

 

複数の方法で物件を探す

次に希望の物件がどれくらいあるのかや相場かんの把握ができるため、一度自分たちで物件探しをしてみましょう。物件を探す方法は主に次のものがあります。

 

・住宅情報検索サイト

・住宅情報誌

・チラシ

 

上記のなかでも住宅情報検索サイトは豊富な情報量かつ、物件情報が随時更新されているため、最新の情報を手に入れることができます。またエリアや予算ごとに検索できるため、希望条件にあった物件を見つけることも簡単に行えるでしょう。希望の物件の詳細が知りたい場合は、サイトから販売業者への問い合わせもスムーズに行えます。

 

ただしサイトごとに掲載案件数は異なります。そのため複数の媒体でチェックをしてみるのがおすすめです。また、リアルタイムな情報が表示されない可能性もあり、希望の物件を見つけて問い合わせても、すでに売約済になっているケースもあるため注意が必要です。

 

不動産会社へ相談してみる

物件の見学に行ったり、実際に契約に進んだりする際には不動産会社に各種手続きをしてもらう必要があります。不動産会社の営業と話をすると、無理な営業をかけられてしまうのではないかと不安に思っている方もいるかもしれませんが、メリットもたくさんあります。

 

例えば、内覧に何度も足を運んでいるため、近所の人と交流もしており、どのような人が住んでいるのか把握している場合があります。気持ちよく生活するためには、ご近所付き合いも大切になってくるため、検討段階でアドバイスをもらえると安心です。ただし、個人情報などを無理に聞き出すのは控えるようにしましょう。

 

その他にも最新の物件売却情報を把握していたり、売却希望物件のエリアや周辺エリアに精通したりするため、希望条件や懸念点などを伝えれば、さらに良い中古物件を提案してくれるでしょう。

 

また不動産会社のなかにも地場不動産会社と大手不動産会社がありますが、それぞれに良さや強みがあるため、並行して問い合わせてみるとより良い比較検討ができます。

 

埼玉県上尾市の中古住宅をリノベーションするときの注意点

自由度の高いリノベーションですが、理想の住まいを手に入れるためには、注意しておかなければいけないこともあります。事前に覚えておけば中古住宅探しやリノベーションの打ち合わせなどの時に役立つため、いくつか注意点を解説します。

 

希望通りのリノベーションができないこともある

壁を撤去し、今までとは異なる間取りにも変更できるリノベーションですが、場合によっては取り外せない柱や梁、壁もあります。業者は制限のあるなかでも、希望に沿った仕上がりを提案してくれますが、全て希望通りとはいかない可能性もあることは事前に理解しておくと良いでしょう。

 

予算オーバーにならないよう優先順位を決める

リノベーションの計画を進めていくと、「せっかくならここもやろう」「どうせやるならとことんこだわりたい」など、当初よりも希望が出てくる可能性もあります。しかし全ての希望を通していくと、当初の予算を大幅に上回ってしまいます。当初の計画で決めた優先順位や優先度を思い出して、冷静に決めていきましょう。

 

デザインに凝りすぎて不便な間取りにならないようにする

お家をオシャレに自分好みの間取りにできるリノベーションですが、デザイン性にばかり目が行き過ぎると、家事導線や収納の確保がおろそかになってしまう恐れがあります。毎日暮らす場所であることを第一に考え、住みやすさにも目を向けて計画しましょう。

 

補修工事に想定以上の費用や時間がかかる可能性を理解しておく

築年数が古い物件や、メンテナンスが行き届いていなかった物件の場合、実際に工事を進めていくと想定以上に修復が必要な箇所が見つかり、追加工事が必要になる場合があります。追加費用がかかるだけでなく、工期が延びれば引き渡しが当初の予定よりも遅くなることもあるでしょう。

工事期間の仮住まい費用を含む予算を組んでおく

基本的に工事中のお家には住めないため、現在住んでいるところに留まるか、仮住まいで過ごす必要があります。仮住まいが必要な場合は、工事期間に別途家賃が必要になるため、思わぬ出費がかかってしまった。というケースもあります。また、仮住まいで過ごす場合には、余分に引っ越しが必要になるため、引っ越し費用も追加で必要になります。事前に工期や引き渡し日を把握して、無駄な出費が極力かからないように引っ越しを計画しましょう。

 

ライフスタイルの変化に柔軟なデザインを考える

子どもが独立した時などライフスタイルの変化に合わせて、再びリフォームやリノベーションをすることも可能ですが、費用がかかるため何度も行うのは難しいと考えている方も少なくないでしょう。今の暮らしに寄り添いすぎたデザインや間取りになってしまうと、数十年後には住みにくさを感じてしまう可能性もないとは言い切れません。

 

ある程度、ライフタイルが変化しても住みやすい設計を考えたり、変化に順応できる工夫を施しておくと良いでしょう。

 

埼玉県上尾市の中古住宅リノベーションで使える補助金

リノベーションには500万〜1000万円程度の予算が必要です。それに加えて中古物件の購入費用もかかるため、少しでも負担を減らしたいところです。リノベーションには国や自治体が行っている補助金制度の利用ができる場合があります。

 

補助金制度を利用するには、各種条件を満たしていることが前提で、申請も必要です。計画時に一度調べたり、業者にも相談したりして利用しましょう。以下でリノベーションの際に利用できる補助金制度をいくつかご紹介します。

 

子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業は、住宅の省エネ改修等に対して行われている支援です。名称に「子育て」とありますが、子どもの有無に関係なく、利用できる子育て世帯や若者夫婦世帯などへの補助制度です。

 

リフォーム・リノベーションで対象となるのは、子育て世帯・若者夫婦世帯の場合、上限30万円/戸、その他の世帯では上限20万円/戸です。ただし子育て世帯・若者夫婦世帯が既存住宅購入を伴う場合には、上限が60万円/戸になります。

参考:子育てエコホーム支援事業【公式】

 

先進的窓リノベ2024事業

先進的窓リノベ2024事業は、断熱窓への改修をサポートして既存住宅の省エネ化を促すことで、エネルギー費用負担の軽減や家庭からのCO2排出削減に貢献する補助金制度です。この制度は、断熱窓の生産効率向上による関連産業の競争力強化と成長を実現させることが目的です。

 

窓交換だけでなく、玄関などのドア交換も対象のため、リノベーションにも利用できる補助金制度といえるでしょう。補助額は住宅の建て方や設置する窓の性能と大きさ、設置方法によって異なりますが、一戸あたり5万円から最大200万円まで補助を受けることができます。

参考:先進的窓リノベ2024事業【公式】

 

給湯省エネ2024事業

給湯省エネ2024事業は、家庭のエネルギー消費のなかでも負担となっている給湯において、高効率給湯器の導入支援をする制度です。また高効率給湯器の普及拡大で「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的としています。

 

リフォームやリノベーションでも利用可能なため、浴室をリノベーションする場合、給湯器もこの補助対象になるものへ取り替えを検討すると良いでしょう。補助額は、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の場合1台あたり8万円、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)の場合1台あたり10万円、家庭用燃料電池(エネファーム)の場合は1台あたり18万円となっています。また戸建の場合は2台まで補助対象です。

参考:給湯省エネ2024事業【公式】

 

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅リフォーム推進事業は、既存住宅の長寿命化や性能向上リフォームのための補助金制度です。

 

利用するためには、インスペクション(建物状況調査)を実施し、耐震性・劣化対策・省エネルギー性を一定の基準まで向上させるリフォーム工事をする必要があります。また、これらの性能向上リフォームと同時に行う「三世代同居対応(台所やトイレ・浴室、玄関の増設)」や「若者・子育て世帯向け改修(キッズスペースの設置、フェンスの設置、見守りのため対面型へのキッチンリフォーム)」「防災・レジリエンス性の向上改修(瓦の交換や止水板の設置など)」も補助対象です。

 

リノベーションするのであれば、今後も長く安心して住めるお家にしたいと考えている場合に利用すると良い制度でしょう。

参考:長期優良住宅化リフォーム推進事業 事業概要

 

介護保険の助成制度

補助金とは異なりますが、家族に要介護認定された人がいる場合には、お家をバリアフリー化するための工事費用が一部償還されます。対象工事には、手すりの取り付けや引き戸への取り替え、段差の解消などが含まれます。

 

支給対象の工事は20万円までで、うち最大9割まで費用を負担してもらうことが可能です。申請方法などは自分が住んでいる町の役場窓口へ問い合わせてみましょう。

参考:厚生労働省 介護保険における住宅改修

 

上尾市結婚新生活支援事業費補助金

結婚を機に上尾市内に住むための住宅(新居)への引越費用や住宅購入費、家賃などの一部

を助成する制度です。対処になるのは、新居の購入費、家賃、敷金・礼金、仲介手数料、リフォーム費用、引っ越し費用と幅広く、リノベーションにも利用できます。2024年1月1日から2025年3月31日の期間に婚姻届を提出し、受理されている夫婦が対象です。その他にも年齢や所得などの条件があるため、確認しながら利用を検討してみてください。

参考:結婚新生活支援事業 – 上尾市Webサイト

 

補助金を利用する際の注意事項

補助金を利用する際は以下のことに注意をしておきましょう。

■申請のタイミングに注意

補助金制度によって申請のタイミングが異なりますが、多くの場合、着工前に申請が必要となるため、申請漏れのために補助金が受け取れなくなってしまったとならないように気をつけましょう。また申請者は業者(施工担当)であるケースが多いですが、自分で行わなければいけないものもあるため、事前確認が必要です。

 

■受付期間中でも締め切りになる可能性がある

多くの補助金制度には予算が定められており、上限に達すると受付期間中でも締め切られてしまいます。着工前に申請が必要でない場合も、なるべく早めに申請を済ませましょう。

 

■併用できる・併用できない補助金制度がある

補助金制度のなかには、他の制度と併用が可能なものがあります。補助対象の条件を必ず確認しておきましょう。

 

埼玉県上尾市の中古住宅リノベーションの事例

【上尾市】家事ラク動線ときれいな暮らし

https://renove.hirota-co.com/gallery/630.html

 

before after

使っていない部屋やスペースを最大限に活用するため、壁を取り払って間取りも変えられるリノベーションをしました。廊下を無くしてリビングなど既存の部屋を広く取り、複数の家事が最短ルートで行えるよう家事導線も見直しています。効率よく家事をこなして、ほっとする自分時間や家族の時間が増えました。

【上尾市】住宅街の陽だまりリビング

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4ldkの間取りから、2階にLDK1階に2部屋の間取り変更を行いました。

隣接する建物との兼ね合いで、建物や窓の向きの関係で日当たりが悪く、日中も暗く感じるリビングにお悩みだったため、リビングやキッチンなど生活の中心となる部屋を2階へ変更しました。リノベーションはキッチンなど水回りの場所も自由に設計できます。光が射す心地の良い空間で、家族みんながくつろげる快適な時間づくりが実現しました。

【上尾市】マンションリノベを私らしく

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3ldkから広々2ldkに間取り変更を行いました。家族が増えたことをきっかけにリノベーションを検討。子どもとの安心な暮らしだけでなく、オシャレな自分好みの空間にもこだわり、キッチンからリビングにいる子どもの様子がわかる間取りへ変更。小上がりのカウンターテーブルを使えば、大きくなったら料理をするお母さんと顔を合わせながら勉強もできるように。また、空間全体はシックな色合いにまとめ、落ち着きのある大人もくつろげるお家にまとめました。

まとめ

中古物件のリノベーションは、新築よりも予算をかけずに、上尾市内の希望エリアで理想の住まいを手に入れることも可能です。築年数の経っているお家でも、耐震性を見直しながら工事を行い、安心の住まいをご提供します。国や上尾市の補助金制度も利用して、お得にリノベーションしてみてはいかがでしょうか。

 

リノベーションについて詳しい話を聞いてみたい方は、お気軽にヒロタまでお問合せください。